初めまして、管理人のmakitekkaです。
少しでも誰かの参考になれば、、、という思いで板タブと液タブのメリット・デメリットを自分なりに解説していきたいと思い記事を作成してみました
- 板タブと液タブのメリット・デメリット
- 初心者にはどっちがおすすめ?
- 結局どっち買えばいいの!?
上記の事を知りたい方は是非とも目を通して頂けると幸いです。
板タブと液タブのメリット、デメリットを独断と偏見で挙げていきます。
どちらの方がご自身の価値観に合うのか参考になれば…
(ちなみに自分が使っているWacom Intuos Proは板タブ)
自分は液タブ派だよ!って人も一度目を通してもらうと、
「板タブにはこんな利点があるのか」と新たな気づきがあるかもしれません
- 価格が安い
- 手元が隠れない
- 姿勢を崩しにくい
1.価格が安い
同程度の機能であれば、液タブと比べると安いです!
液タブはモノによっては3倍以上のお値段しますからね…
余談ですが仕事道具にかけるお金についての考え方の持論を一つ
「必要な機能を持つモノ」「不要なオプションは付けない」
この二つの条件を満たすもので、予算が許す限りの最高級品を買う
なぜそう思うのかと言いますと、仕事道具は毎日使うもの。使用頻度が極めて高いモノです。
コンフォート原則という言葉がありまして、使用頻度が高いモノにお金をかけると生活の満足感が高まるそうです。
仕事道具はいわば相棒ですから、ここはお金をケチってはいけない!
可能な限りの予算をつぎ込むべきです。
お金をかけて、長く大切に使ってあげるのが重要だと思っています。
しかしここで注意点が一つ。これが「不要なオプションは付けない」です。
何が不要かは人それぞれですが、いくら高性能でも自分が使わない機能なんて無駄の極み。
自分がよく使用する機能のみ着目して判断しましょう。
使うかどうか分からないなぁ…という機能は売り場で試し描きしてみて下さい。
個人的に月に一度使用するかどうか怪しい機能は不要ですね
今回の例でいえば私は今のところ液タブ特有の「画面と入力面が一体である」機能を重視していないので、これが「不要なオプション」になるわけですね。
2.手元が隠れない
板タブは手元を見ないで描くので当然なんですが、自分の手でイラストが隠れるなんてことが無いんですよね。
まぁ画面を回転させたり、その時だけPCのモニタでイラストを確認したりすれば問題ないんですが…
正直なところ慣れや個人の感性の問題だと思いますが、個人的には手元が隠れないで作業できるのは中々な利点だとおもっています。
3.姿勢を崩しにくい
はい来ました板タブ最大の利点!!
急に変なテンションになってしまい申し訳ございません。
正直これに比べれば他の利点なんておまけみたいなモノです。
液タブだとどうしても手元の画面を見る都合上、前傾姿勢になって姿勢を崩しがちですからね…
姿勢ってそんなに重要なの?と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
超!重要です!!
姿勢が悪くなると血流も滞って集中力も落ちるし健康にも悪いし良いことなんてないです。
長い目で見れば着実に身体にダメージが蓄積されていきます。
健康というのは絵描きに限らず最も重視すべきポイントだと個人的に思っています。
上記に挙げたコンフォート原則で使用頻度が高いモノにはお金をかけるべきだと書きました。
最も使用頻度が高いモノって何でしょう?
これの答え、私は「自分の身体」だと思っています。
最重要、最大の資産です。
健康を損なえば絵を描けない、やりたい勉強もできない、挑戦したかった事を諦めざるを得ない…
そんな状態になりえます。
こんなに極端じゃなくともパフォーマンスが低下してしまいます。
体を壊してから健康の重要性を知っちゃ遅いんですよね…
ましてや壊れたモノを治すのが一番お金も時間もかかってコスパが悪い
なら予防する事に投資するべきじゃないか?
ですので身体へのダメージが小さいというのは私にとって最大級の利点なのです。
- 液タブと比べて操作には慣れが必要
板タブは画面とデバイスが離れているので紙に描くのとはまるで感覚が違います。
描きやすいという点では圧倒的に液タブに軍配が挙がります
慣れるまでは思うような線が引けないので、人によってはストレスかも…
これを軽減するためにも板タブはモニタと似たような大きさや比率のモノを購入しましょう。
購入後はデバイスのプロパティからマッピング画面を開き、縦横比を保持にチェックしておくと
モニタと入力面のズレが軽減されるので是非お試しあれ。
- 描きやすい
- 描写する領域とモニタのサイズ比率が一致している
1.描きやすい
シンプルながら最大の圧倒的なメリットですね
モニタと描く面が一致しており紙に描くのと似たような感覚で使えるのは板タブには無いメリットです。
特にこれからデジタルデビューする!という方は圧倒的に液タブの方が慣れるのが早いと思います。
慣れてしまえば描く意欲が湧きやすいし、その後の上達も早いんですよね…
自分は安い板タブ(それでも学生当時の自分にとっては大きな買い物でしたが…)で描き始めて、
全然アナログのように描けなくて意欲が無くなっていた時期があったのでアナログと似たような描き心地というのは
かなり大きいアドバンテージだと思います。
2.描写する領域とモニタのサイズ比率が一致している
モニタと描写領域が一体化しているので当然と言えば当然ですが…
板タブでは描写領域とモニタの比率が違うと、思った箇所に線が引けなくて描きにくいという事があるのですが、
液タブにはそれが存在しません!
- 価格が高い
- 姿勢が崩れやすい
1.価格が高い
液タブの最大デメリット、初期投資のコストが高いこと
低価格の液タブも世に出てきているので一概には言えませんが、コレだけは言っておきたい。
液タブが必要だと思うなら予算はケチってはいけない!
コンフォート原則でも書きましたがデバイスは相棒ですよ!
予算の許す範囲(重要)で最大限お金をかけるべきだと考えています。
道具にお金をかけるのは自己投資の一環ですからね、高いモノを長く大切に使うべきじゃないかな、と。
ですが高い買い物には違いないので、筆圧感知やら傾き感知やらのスペックや実際に試し描きしてみて感じた実感など比較してみて、検討してみるのが最善かと思います(当たり障りのない結論ですまん…)
2.姿勢が崩れやすい
2に関しては板タブのメリットの面で語っているので省略
以上が板タブ・液タブのメリットデメリットとなります
自分は板タブ派ですが、正直初心者には描きやすい液タブの方が良いんじゃないかな、と思っています
(予算が許すのであれば)
結局どちらを買うべきなのか?
自分が何を重視しているのか、まずはこれを知りましょう。
- アナログな描き心地
- 価格の安さ
- デバイスの習熟度
- 長期的な健康リスク
あなたの主観でデバイスに何を求めているのか、点数をつけてみると目的が分かりやすくなるかもしれません。
低価格、健康リスクを重視するなら板タブ
描き心地、習熟を重視するなら液タブ
あくまで一例ですが、迷ったらこのように決めてみては如何でしょうか?
あなたの参考になれば幸いです!
以上makitekkaでした!